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土偶ちゃん、ラブリ〜♡です! [散策]

土偶展@東京国立博物館
会期終了間際になってしまったので、先週末行ってきました、「土偶展」。
http://www.tnm.go.jp/jp/servlet/Con?pageId=X00/processId=00
結論から言うと、
ラブリ〜♡&芸術的♪
チケットに「縄文のスーパースター」なんてちょっとイマイチなキャッチがありますが、とはいえ、確かにスーパースターです。

なんと言っても目玉は「縄文のビーナス」「合掌土偶」「中空土偶」の3つの国宝。
縄文時代の土偶で国宝に指定されているのは、この3つだけなんだそうです。
ビーナスの丸く暖かみのある曲線、なんとも不思議な気持ちになる合掌土偶、神々しささえ感じる中空土偶たちは細工の精緻さもさることながら、なんか存在感と迫力がありました。
そして、人気の亀ヶ岡の遮光器土偶ももちろんあります。宇宙人のイメージを彷彿とさせるようなこの土偶はいくら見ても見飽きません。

初期の土偶は特に出産や生死との関連を思い起こさせるような、縄文の人たちの願いが込められているような感じがしました。それが掘り起こされ、現代の私たちが対峙する。
不思議な感じです。いわゆる「悠久の時の流れ」や「命のつながり」を土偶たちが体現している気がしました。

そして時代がたつってきた作品では、縄文人の表現力、造形力に圧倒されます。
遮光器土偶しかり、ハート形土偶しかり。
驚いたことに、教科書などでよく見るハート形土偶、なんと個人蔵!
驚いていたら、出品リストの中で個人蔵ってちらほらある模様。
もしかして、畑をほっていたら出てきたとか??

あと面白かったのは、土偶の仲間たちという展示で壺形土器に人面やなどの装飾がついているものです。
言葉では形容できないユニークな表現があるし、雲や水を想起させる文様なんかも芸術的でした。

1室での展示なので、全67点を1時間半あれば十分に堪能できました。
あまりにも面白かったので、ついついブログに感想アップしてみました。
会期は残すところあとわずか、2月21日日曜日までです!200912dogu02.jpg

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