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「孫文と梅屋庄吉」展、「空海と密教美術」展 [散策]

東京国立博物館へ。
sonwen.jpg
まずは、今日が最終日だった「孫文と梅屋庄吉展」へ。
最終日だからか思ったよりも混んでた。
写真が小さい物も多くて、少し見るのに苦労した。
写真店の人だからか、折に触れて写真撮ったのかな。
当時の写真が、しかも保存状態良好。
写っている人は、清朝末から後の時代にかけての重要人物ばかり。
見応えあった!
あと、日本から派遣された写真家が撮った紫禁城の写真も当時の貴重な記録だし、もうわくわくもの。
面白かったのは、ステレオ写真で立体視するやつ。
実際に体験できるコーナーがあって、白黒か彩色写真でも色褪せているやつで見たんだけど、バッチリ3Dに見えるから不思議。
きっと、当時これを見た人は、興奮しただろうな。

さて、あまり時間がなかったけど、「空海と密教美術展」へも足を延ばした。
kuukai.jpg
閉館1時間とちょっと前だから、そこそこ人波が薄まってた。とは言え、孫文よりも混んでたことには変わらないけど。
書関連を飛ばし気味にしつつ、回った。
とはいえ、空海筆の書「聾瞽指帰」が素晴らしく、分からないのに目が吸い寄せられた。
きっちりしつつ、素人の私でもわかる力強さ。

血曼荼羅は名前はこわいけど、寄進の時自分でやらせたんだろうから怖がることはないか。

密教は動物に乗っている仏さんが多いのか?
ウマやゾウ、アヒル(ガチョウだっけ?)、水牛などいろいろ出てきて、彼らも妙に可愛かったです。

彫刻でとても奇麗だと思ったのは、醍醐寺の如意輪観音菩薩坐像。
表情がとても穏やかで、気持ち良さそう。
優しい雰囲気をまとった仏さんでした。

後はクライマックス、最後のコーナーにある「仏像曼荼羅」。
東京国立博物館お得意のスロープの上からも見られる構造。
そして下に降りて仏さんたちの周囲を回ってみられます。
持国天さんか増長天さんかどちらかは、解説に日本でもっとも怖いお顔のひとつ、というようなことを書いてある、迫力の神将さんでした。
そして何よりお美しかったのが帝釈天さん。
ファニーな顔のゾウに乗っているのだけど、瞑想するような落ち着いたお顔だけど、重い力強さも感じられました。

今日は混雑の中、少し飛ばし気味に見たので、もう一度行きたい!
miyage.jpg
↑クリアファイルなどをお土産に買って帰りました。
仏曼荼羅のシルエットがかわいいデザインになっているiPhoneカバーがものすごく欲しかったけど、iphone4じゃないので涙をのむ。
そう言えば、恐竜展でもiPhoneカバー欲しかったのに3GSなのであきらめたし…。
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