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イギリスからやってきた 舞台版「もののけ姫」 [Dance/ballet]

偶然に見たプロモーション画像で興味を持ちチケット購入。
イギリスの若手劇団が宮崎氏にプレゼンし、上演許可をもらったらしい。
画像ではメイキング途中のようすらしく、まだ衣装も何もないけど、ダンスっぽい要素とパペットワークが興味を引きました。

舞台は森をイメージした舞台美術で彩られ、後方丈夫に映像が出てくるようす。
雰囲気はいい感じ。
映像はシーンにあわせ、森の風景だったり、火が燃えたりが映し出されました。

冒頭タタリ神が村を襲うシーンでは、「兄者」という単語が日本語台詞。
でも、最初わかりにくかった。何かと思って字幕を見たら「兄者」だった。
というように、所々日本語の単語も織り交ぜ、雰囲気を出している様子。
変え様がない言葉もあったのかも?

内容は、かなり映画に忠実なようで(映画を見たのはそれこそ十数年前なので定かではないですが…)、だんだんと話が進んでくると、映画のストーリを追いすぎで、消化するので精一杯な印象もありました。

モロかあさんや子どもたちのパペット使いは秀逸。
動物が歩行している感じをうまく出していてビックリ。
舞台版の「War Horse」(戦火の馬)のパペット使いを、YouTubeの小さな画面で見た時鳥肌が立つ思いがしたけど、それよりは小振りとはいえ、道具の使い方がイギリスの劇団ならではのうまさなのかな?と思いました。
ただ、一つ文句を言うとすると、サン(もののけ姫)役の女の子がちょっとちんちくりん。もののけ姫というより、ハイジなイメージでどうも迫力が……。
素晴らしかったのは、ヤックル。
最初、一人で乗り物をやるのかと心配したけど、杞憂でした。
動きがスムーズで、いつの間にかヤックルとしか見えなくなるから不思議。
私が見た日はアフタートークもあって、ちょっぴりお得でした。
もうちょっと、世界観の解釈についてアレックスさんにつっこんできいてほしかったなー。
海外の人が日本の自然、森や神をどうみるのか、あんなに一生懸命演じていて、うまく作り上げているだけに、どういうアプローチで入って行ったのか、知りたかったです。
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