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Stuttgart Ballet 2012 The Taming of the Shrewじゃじゃ馬馴らし [Dance/ballet]

6月2日ソワレ
シェイクスピアのコメディのバレエ化。
テンポの良い、そしてコメディらしく無茶振りのような振り付けで、面白いことこの上ない!
とは言え、お話としてはDV!?って感じなので、ありゃありゃそれでキャタリーナはペトルーチオに惚れちゃうの?って感じではありますが。
まあ、そう小難しく考えず、ともかくアップテンポなバレエの技を楽しんじゃいました。

キャタリーナ役のマリア・アイシュバルトはこれまで大人だけど可憐な演技と踊りというイメージでしたが、この鼻っぱしらの強い女性役を豪快に演じていました。
ペトルーチオ役のジェイソン・レイリーはアイシュバルトと組むとでかく見えるけど、あのバレエ団の中ではそんなに背が高くないらしい。
けれど濃い癖のある男をにピッタリ。
難しいコメディタッチの踊りもバッチリ。力強かったです。
そして最後のパ・ド・ドゥの超絶リフトも迫力。
アイススケートでよくやる女性を放り投げ回転し終わった女性をキャッチという荒技なんかもあって見応えたっぷり。
言葉がなくても存分に楽しめる作品でした。


2012年6月2日(土)18:30開演 / 会場:東京文化会館

シュツットガルト・バレエ団2012年日本公演
「じゃじゃ馬馴らし」
ウィリアム・シェイクスピア原作による2幕のバレエ
振付:ジョン・クランコ
音楽:クルト=ハインツ・シュトルツェ
(ドメニコ・スカルラッティ作曲による)
装置・衣裳:エリザベス・ダルトン
世界初演:1969年3月16日、シュツットガルト・バレエ団
ジョン・クランコより、ヴァルター・エーリッヒ・シェーファーに捧ぐ

バプティスタ(裕福な紳士):ローランド・ダレシオ
キャタリーナ(バプティスタの長女):マリア・アイシュヴァルト
ビアンカ(バプティスタの次女):エリザベス・メイソン
グレミオ(ビアンカの求婚者):アルマン・ザジアン
ルーセンショー(ビアンカの求婚者):マライン・ラドメーカー
ホーテンショー(ビアンカの求婚者):ローランド・ハヴリカ
ペトルーチオ(紳士):ジェイソン・レイリー
ふたりの娼婦:オイハネ・ヘレーロ、レネ・ライト
司祭/宿屋の亭主:マッテオ・クロッカード=ヴィラ
召使いたち:
オズカン・アイク、エドアルド・ボリアーニ、
ダニエル・カマーゴ、ルドヴィコ・パーチェ
パ・ド・シス(第2幕):
ダニエラ・ランゼッティ、アンジェリーナ・ズッカリーニ、
ラケーレ・ブリアッシィ、デヴィッド・ムーア、
ニコライ・ゴドノフ、ダミアーノ・パッテネッラ
パデュアの市民、結婚式の客、カーニバルで楽しむ客:コール・ド・バレエ

指揮:ジェームズ・タグル
演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

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